葬儀に参列するときに故人とのお別れの作法をあらかじめ把握しておくことは大切です。仏式や神式、キリスト教など宗教によってその作法は異なります。昔と同様に現在でも葬儀は仏式で行う場合が多いようですが、その場合のお別れの作法は焼香と合掌です。その作法は宗派によって違いがあり、そば抹香をつまむ回数、抹香を香炉へ入れる作法です。まず香炉の手前で一礼、親指と人さし指、中指で香炉をつまんで押しいただきます。そして抹香を香炉にくべて合掌、一歩下がって僧侶と遺族に向かって一礼するというのが基本的なやり方です。