2019年12月24日
近年はどこの葬儀業者も熱心に家族葬プランあるいは直葬プランなどをアピールしていたりしますが、実際にいざお葬式を行おうとすると心付けという事実上のチップに近いお金を現金で払わなくてはならない事態に直面するかもしれません。
この心づけを支払うべき主な対象は、霊柩車やマイクロバス運転手、火葬場の職員となります。金額は地域によって若干異なりますが、約数千円ずつといった感じになります。これらは葬儀のプランとは別に現金で用意しておき、その場で支払うことが要求されます。
そしてその具体的金額は通夜の前あたりくらいで告別式の日に支払うように葬儀社スタッフから書面などで知らされます。この心づけはどこの業者のホームページにも記載されていない点で不文律となり、ご遺族たちの中には不満が残るかもしれません。
だからといってその場で支払うことを拒否するなどすれば、完全にトラブルの原因となってしまいます。従ってこれから先にどこかでお葬式をやらなくてはならない事態になって探す場合には、どこの業者でもあり得るという前提で探す必要があります。しかし一方ではこれとは反対に明朗会計をモットーにして設定していない会社もあります。そして少なくても心づけが設定されていない場合、ご遺族側から好意的な気持ちだとして渡す必要はありません。