2019年04月17日
葬儀・告別式の運営は大変ですが、それを最も感じるのが喪主ではないでしょうか。忙しさのあまり悲しむ時間もないと言われていますし、周囲や葬儀社のサポートに頼る部分が大きいのではないでしょうか。また、お通夜からは睡眠を十分に摂ることが出来ません。
ただ、ありがたいのが葬儀社の仮眠室ではないでしょうか。布団やお風呂が用意されているので、御遺体の近くで数時間眠ることで、翌日の葬儀・告別式に備えることが出来ます。遠方の参列者向けの宿泊施設も備わっているので、気持ちを新たに参列出来るのではないでしょうか。
お通夜を行わない葬儀・告別式もありますが、やはりどこか不自然です。コンパクトな葬儀が増えていることで、昔からの風習や常識が消えて行っているのは残念です。喪主の負担は大きくなりますが、立派な式の運営が出来ると、故人は安心して天国に旅立つことが出来ます。
最近は葬儀関連の書籍も多く発売されていますし、目を通しておくだけでも戸惑いは減るのではないでしょうか。終活セミナーを活用するケースもありますし、深く知ることで新しい発見もあるはずです。誰もが一度は死んでしまいますが、その日に備えて全力で生きることが大切です。