2019年01月28日
葬儀に参列する際には香典を持参することがマナーですが、いくら包めば良いかで悩む人が多いのではないでしょうか。必ずしもいくら包まなくてはならないという決まりがあるわけではありませんが、ある程度の相場は知っておくべきです。
故人との関係が深いほど包む金額も多くなりますが、本人の社会的立場や年齢による違いもあるので、一概にいくらと決めつけるのはやめましょう。良かれと考え高額を包む人もいますが、あまりに高額となれば遺族が返しで頭を悩ませることになるので、気をつけなくてはなりません。
金銭面で余裕がない場合でも、少額でも気持ちとして包みたいと考えるのは当然です。しかし三千円以下となれば、返礼品や香典返しなどでかえって負担を大きくしてしまうだけということにもなりかねないので、三千円以下にはならないように気をつけておかなくてはなりません。近年では香典を辞退するケースも増えており、辞退の場合には無理に渡すと迷惑になるので注意しておきましょう。身近になればなるほど、包む金額は高くなるとはいっても、地域によるしきたりや親族間の考え方の違いもあるので、あらかじめ身近な人に聞いておくのも一つの手段と考えておきましょう。