2018年11月30日
その年に身内の葬儀を行い、服喪中で次回の年賀状が送れないことを相手へ伝える場合、喪中はがきを出します。いつ頃送れば良いのか悩むこともありますが、年賀状を用意し始める前の11月中頃には届くようにしておき、遅れる場合でも12月の始めに到着するよう準備するのが一般的です。
相手が年賀状を書き終わってから届いたのでは失礼ですから、年賀状の特別郵便が開始される前に済ませておくと安心です。送る相手は毎年年賀状をやり取りしている方をはじめ、葬儀に来てくれた方にも届けておきましょう。
もしも葬儀を行ったのが12月などで時間的に無理な際は、年が明けて松の内が過ぎた後、寒中見舞いとして報告しても構いません。また、喪中の人から届いた場合でも出しておくのがマナーです。ただし仕事関係など、故人が知り合いでない時や、気を遣わせるのが好ましくない場合は服喪中であることを伝えず、いつも通り年賀状をやり取りするケースも少なくありません。そして喪に服す範囲ですが、自分から見て父母や配偶者や子供などの一等親、祖父母や兄弟姉妹や孫といった二等親を範囲とするのが一般的です。それ以外の親族でも本人が喪に服したい時は、喪中はがきを出しておきましょう。