優におまかせ!供花を1から教えるダイアリー

2017年08月05日

葬儀で故人に供えるお花選びと仏壇のお花

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供花とは、亡くなられた故人に供える花のことです。故人の霊を慰めて哀悼の意を表す意味合いがあります。祭壇や会場をお花で飾ることで遺族の悲しみを和らげる意味合いもあります。主に親しかった人や親族、遠方で会葬できない人から贈られます。

供花には、種類もありそれぞれ意味が違います。「枕花」「後飾り」「仏壇用」「手元用供養」があります。後飾りは、四十九日や埋葬の日の忌明けまで遺骨を安置する祭壇に飾ります。生花祭壇と言ってお花で作ることもあります。

仏壇には、亡くなられた故人の供養をするためにお花を飾ります。毎日、お水をかえて綺麗なお花を飾りましょう。お花の数は、3本、5本、7本の奇数が良いと言われています。お花が飛び散らず、長持ちするお花を選びましょう。

一般的には菊の花が長持ちします。菊は、邪気を払うと言われて多くの方が菊を飾っています。故人が好きだったお花でも良いでしょう。バラが好きだった故人へはバラを飾りましょう。和花のイメージがありますが、洋花を飾っても良いでしょう。

和花と洋花の組み合わせも綺麗です。季節ごとにお花を飾るのも良いでしょう。仏壇にお花を飾る意味合いは、生きている人が命の尊さを感じるためです。命の短い生花を飾ることで命の尊さを感じることができます。生花を飾りましょう。

毎日綺麗な水に交換して手を合わせることで心が安らかになります。お花は、人間の心を和ませてくれるだけでなく、故人への供養にもなります。