2017年02月05日
葬儀の時に供花をお供えするのは、故人を弔う気持ちを表現すると言う点からも昔から行われています。その場合、自分でお花を持って行く事もできますが、通常は業者に手配する、と言う形が選ばれています。主に2つの方法があり、一つは自分で花屋さんに注文する、そしてもう一つは式場の方に連絡をして花を用意してもらうと言う事です。前者の場合、自分の好きな花を選ぶ事が出来ると言うメリットはありますが、時間指定は勿論の事、さらにどのような式になるのか、と言う事も予め喪主の方に聞いておく必要がある為、時には調整が大変な場合も有ります。後者の方は直接式場の方に自分で問い合わせをして花を用意してもらう事になりますが、この場合はその式場で用意してもらえる花なので、周りと同じ物を用意してもらう事が出来る、と言うメリットがあります。
どちらの方法を選んだとしても、注文する時に直接業者の方に行く必要はありません。電話などで簡単に注文する事が出来るからです。しかし注文する場合、出来るだけその葬儀に関しての時間や場所等詳細に関しては理解しておく必要があります。特に花を届けてもらう場合、その時間によっては相手の方に迷惑になってしまう場合も有るからです。出来るだけご遺族に対して迷惑にならないようにする為にはどうすべきか言う事を良く考えて、花は贈る事になっています。もう一点注意しておきたい事は、供花に関するルールも、その地域によって違っていると言う事です。実際に葬儀のマナーと言うのは日本全国統一と言う訳ではなく、その地域によっても風習が違っており、どこでも同じ様になっているわけでは有りません。
ある地域ではマナー通りと言う事も、他地域ではマナー違反とされてしまう可能性もあります。故人を送り出す大切なセレモニーの花なので、出来るだけマナー通りに贈る様に意識しなければいけません。この場合、風習が良く分からないと言う時は、式場の方に直接問い合わせをする方法が便利です。式場ではどのような式になるかと言う事も把握しているので、どういった花を用意すべきか教えてもらう事が出来ます。ご遺族の方にも聞く事は出来ますが、準備や手続きなどであわただしく動いている事も多いので、その問い合わせ自体が迷惑になってしまう場合も有ります。業者に聞く方が、ご遺族に対しても迷惑にはなりにくく、適していると言えます。